『人生はビギナーズ』で世界中から注目を浴びたマイクミルズ監督による最新作『20センチュリーウーマン』がいよいよ公開されます。『人生はビギナーズ』では自身のゲイの父親をモデルにして描きましが、今回の作品では自身の母親をモデルに描いています。ここではそんな話題作『20センチュリーウーマン』の情報をあらすじやキャストと共にご紹介したいと思います!
目次
20センチュリーウーマンのあらすじと公開日について。予告動画も!
物語の舞台となるのは1979年のカリフォルニア・サンタバーバラ。
シングルマザーのドロシアは、15歳の息子のジェイミーと暮らしていたが、思春期の息子ジェイミーの教育や関わり方について悩んでいた。
そこでドロシアはルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみジュリーに相談をしながら、ジェイミーにとって良い母親になろうとするのだが……。
15歳の少年が3人の女性たちと過ごしながら成長していくひと夏の物語。
第89回アカデミー賞脚本賞にもノミネートされたこの作品の公開日は6月3日。
予告動画はこちらです!
20センチュリーウーマンのキャストのエルファニングについて身長や年齢、私服ファッションが可愛い!代表映画はマレフィセント
引用:https://fumie.jp/1842.html
ドロシアの息子ジェイミーの友人ジュリーを演じたのは、エルファニングです。
1998年4月9日生まれで現在の年齢は18歳。ジョージア州コンヤーズの出身で身長は175㎝です。透き通るような白い肌が印象的な美少女ですね。
そしてファッションがガーリーでスィート、キュートで可愛いとエルファニングのインスタは評判のようです。
お姉さんは女優のダコタファニングです。映画『アイアムサム』などへの出演でも有名ですね。
妹であるエルファニングは2歳8か月のときに演劇の勉強を始め、その後は様々な作品に出演。2011年の『SUPER8/スーパーエイト』がブレイクのきっかけとなり、
その後はアンジェリーナジョリー主演のディズニー実写映画『マレフィセント』ではオーロラ役を演じ、日本でも一躍有名になりました。今年はエルファニング主演の映画『ネオン・デーモン』も1月に公開されており、
この作品ではロサンゼルスを舞台にモデル志望の16歳の主人公を演じるエルファニングがファッション業界へ深く入れば入るほど純真無垢な少女が、毒を帯びた女性へとダークに変貌していく、サスペンスホラーとなっており、難しい役柄を演じています。
最近の活躍ではありませんが、少し変わったところでは宮崎駿の『となりのトトロ』の英語吹き替え版で声優をやったこともありました。
着実に女優としてのキャリアを積んでいる彼女は近い将来、アカデミ―賞を受賞するとも言われている注目の女優さんです。今後の活躍から目が離せませんね!
エルファニングのもっと詳しい情報はこちら↓↓
20センチュリーウーマンのキャストのアネット・ベニングについて
主人公のシングルマザー・ドロシアを演じたのはアネット・ベニングです。
1958年5月29日生まれで現在の年齢は58歳。出身地はトピカで身長は169㎝です。とても若々しくて笑顔が素敵な女優さんですよね。
出演代表作としては映画『めぐり逢い』や映画『愛する人』や、エド・ハリスと共演した映画『フェイス・オブ・ラブ』などがあります。
映画『アメリカン・ビューティー』と映画『華麗なる恋の舞台で』でアカデミー主演女優賞の候補になりましたが、残念ながら受賞には至りませんでした。しかし、『華麗なる恋の舞台で』ではゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。その実力は折り紙つきです。
夫は名作『俺たちに明日はない』のウォーレン・ベイティです。
元々、彼は有名なプレイボーイでしたが、アネット・ベニングとの結婚後はおとなしくなったようで今ではおしどり夫婦としても有名ですね。
20センチュリーウーマンのキャストのグレタ・ガーヴィグの身長や年齢について
ドロシアの同居人で写真家のアビーを演じたのはグレタ・カーウィグです。
生年月日は1983年8月4日で現在の年齢は33歳。サクラメントの出身で、身長は173㎝です。
とてもチャーミングな女優さんですが、元々は女優志望ではなく、脚本家を目指していました。しかし、インディペンデント映画『LOL』に端役で出演したことがキッカケで女優活動を開始。
たった4館の上映館から口コミで233館まで拡大した“奇跡の映画”といわれる『フランシス・ハ』ではダンサーを夢見る女性を好演し、その存在感を見せつけました。
底知れぬ才能を持つ彼女の今度の活動が楽しみです!
新作20センチュリーウーマンの監督のマイクミルズってどんな人?映画うつの話が日本でも話題作品に!
本作品の舞台となったサンタバーバラで育ったミルズは大学で芸術を学び、その後はアディダスやナイキのCMを撮ったり、アーティストのミュージックビデオの監督をしていました。
映画デビューとなったのは2005年の『サムサッカー』です。
17歳になっても親指をしゃぶる癖が治らない少年を描いたこの作品はベルリン国際映画祭など3つの映画賞を受賞しています。
本作品の主人公ドロシアの息子であるジェイミーは、ミルズの少年期です。
ミルズは「僕は自分を育ててくれたのは母と姉たちだと思っています」とインタビューで答え、この作品は自分を育ててくれた女性たちに対する”ラブレター”だと話しています。
なんだか素敵な話ですね。
2013年公開の映画『マイクミルズのうつの話』は日本のうつ病について、5人のうつ病を患う男女を捉えたドキュメンタリー映画となっていて、当時、話題になりました。
20センチュリーウーマンの感想は?※ネタバレは含みませんのでご安心ください。
十代だった頃を思い出してしまった。
70年代の雰囲気や音楽がとても良かった。
マイクミルズって知らなかったけど、他の作品も観てみたいと思った。
マイクミルズの世界観が静かに、そして深く浸透した。そんな感じの感想が多かったですね。
誰もが経験し、通り過ぎてきた思春期という特別な時間。
その中でしか気付けない愛情やさまざまな感情を描いた本作品『20センチュリーウーマン』。
間違いなくおすすめの一作です!