デヴィッド・カルーソの名前を聞いてすぐわかる人は、かなりのファンではないでしょうか。なにせ彼はほぼ引退状態なんですから。「CSI:マイアミ」でホレイショ・ケインを演じた彼の少し変わった役者人生をご紹介します。
目次
デヴィッド・カルーソの身長や年齢彼の性格や生い立ちについて
引用:ameblo.jp
デヴィッド・カルーソは1956年1月7日生まれの61歳。
身長は183cmで、CSI:マイアミで共演するエミリープロクターの身長は160cm、アダムロドリゲスの身長は1834cm、ジョナサン・トーゴの身長は175cmです。
ニューヨークのクイーンズ区で育ちましたが、このクイーンズ区はニューヨークの行政区の1つで最も面積が広く、移民の居住地となっていて多民族が暮らす民族多様性の街。
イタリア系の父チャールズは雑誌や新聞の編集者、アイルランド系の母親ジョアンは図書館員をしていました。
高校時代から演劇に打ち込み、卒業と同時に俳優活動を始めます。
人を外見で判断してはいけませんが、彼の写真などを見ると「クセが強い!」と感じるのはわたしだけでしょうか。
その証明ではありませんが、彼はTVドラマ「NYPDブルー」でゴールデングローブ賞主演男優賞を獲得しましたが、シーズン2の途中で降板しています。
その理由を、番組プロデューサーは彼の性格にあることをインタビューで話しています。
それによると、シーズン2の終了頃から態度がひどく、誰とも打ち解けず、常に不機嫌でキレやすかったと言っています。
どうも彼はプライドが高く、TVドラマには自分は格が上過ぎると思っていたようです。
彼は個性的な役柄を演じたり、一風変わっていたりとするので「性格俳優」のカテゴリーに入るようですね。
デヴィッド・カルーソは結婚してる?妻や子供は?
引用:eiga.com
デヴィッド・カルーソは3度結婚しています。
最初の妻はシェリー・モーガンズ(1979~1984)
二番目がレイチェル・ティコティン(1984~1987)娘が一人誕生
三番目がマーガレット・バックリー(1996~2007)
引用:cinematoday.jp
この他に2004年から交際しているガールフレンドリザ・マルケズとの間に、2005年と2007年に子供が出来ていますが、彼女からは契約違反や詐欺罪などで告訴され数度の裁判になるほど泥沼化したそう。
モラハラやDVもあったそうですが事実はどうなんでしょう。
ま、三度離婚するわけですからどうも性格に難ありですね。
それが役者としての味になっているのかもしれません。
デヴィッド・カルーソのギャラは?
引用:cinemacafe.net
途中降板した「NYPDブルー」出演時、当初彼のギャラは1エピソードに付き4万ドルだったそうですが、前述に様にTVシリーズには出たくなかった彼は、1エピソードに付き10万ドルを提示したそう。
ギャラトラブルで解雇されたかったらしいですから。
彼のキャリアハイは2009年にフォーブス誌が出した「アメリカのテレビで最も稼いでいる男性ランキング」の2008年6月から2009年6月までに900万ドル(約8億1千万円)を稼いで10位になったことです。
この頃は「CSI:マイアミ」に出ていて、1話あたりのギャラは37万5千ドル(約4000万円)になっていたので当然でしょう。
このシリーズは232話まであったのでトータルどれくらい稼いだのでしょうか?
ひと財産稼いだので、これなら彼も満足して隠遁したのかもしれませんね。
デヴィッド・カルーソの現在は何をしている?若い頃のかっこいい画像も
引用:pinterest.jp
デヴィッド・カルーソの現在は不明です。
「CSI:マイアミ」(2002~2012)が終了後「CSI:ニューヨーク」に1話登場後はなんの情報もありません。
おそらく仕事に「気が向かない」のだと思います。
そんな彼ですが若い頃は美少年と言ってもいいほどでした。イケメンですよね!
この右の若い頃デヴィッドカルーソ、あまり笑っている写真がないんですよね。そういえば、CSIの中でもあまり笑わないですよね。
デヴィッド・カルーソのインスタやツイッターは?
引用:twitter.com
ほぼ引退状態のデヴィッド・カルーソはインスタもツイッターもしていないようですね
最近はどんなメディアにも出演したと言う情報は出てきません。
恐らくですがハリウッドの俳優でSNSに一切関わっていないのは彼だけでしょう。
そういう意味では徹底していて逆に清々しいですね。
デヴィッド・カルーソが出演した映画/TV、おすすめは?
引用:wall.kabegami.com
デヴィッド・カルーソは長いキャリアを持っています。
TVドラマは1976年「Ryan’sHope(原題)」の1378にベルボーイの役でデビュー。
1980年には端役ですが映画デビューをしています。
1982年に「ランボー」第一作に出演。
引用:amaro0.fc2.com
保安官の威を借りた保安官補の役で、意地悪い役が良く似合っていました。いい意味で。
同じ年にリチャード・ギア主演の「愛と青春の旅立ち」に出ていたようですが、残念ながら記憶にありません。
この作品で、新兵を訓練する鬼軍曹役のルイス・ゴセット・ジュニアがアカデミー助演男優賞を受賞しまた。
士官学校を卒業してゆく昨日までの部下で今日からは上官となったリチャード・ギアと交わした短い会話は万感の想いが詰まった言葉で、思わず大泣きでした。
引用:twilog.org
思い出の一本ですね。
1981年から1983年まで放送されたTVドラマ「ヒルストリート・ブルース」で悪役に扮してレギュラー出演し、この時の演技が彼の評価を高めました。
その後「誘惑」「チャイナガール」などの映画に出演。
1988年にアーノルド・シュワルツェネッガーとダニーデビートが共演したコメディ「ツインズ」に出ていたようです。
1990年はブルース・ウィリス主演の「ハドソンホーク」に出ていますが、主要出演者には名前が載らない扱いでした。
1993年には先にお話しした「NYPDブルー」でゴールデングローブ賞を獲るもゴネにゴネてシーズン2エピソード4で降板。
1995年にはニコラス・ケイジやサミュエル・L・ジャクソンと共演した「死の接吻」で、あのゴールデンラズベリー賞のワースト新人賞にノミネートされると言う栄誉?を得ました。
引用:videomarket.jp
以降これと言った名前のある役は回ってこず低迷期を過ごします。
2000年にラッセルクロウ、メグライアン主演の「ザネゴシエーター/交渉人」で3番手として出演し復活。
引用:filmmarks.com
そして2002年から始まったTVシリーズ「CSI:マイアミ」のホレイシュ・ケイン役で再ブレイクしました。
引用:excite.co.jp
そして、シーズン10の終了後は2005年に「CSI:ニューヨーク」に1エピソードだけ同じ役で出演しています。
その後は正式な引退表明がないので引退状態を継続中ですが、もう12年になるので完全引退と言っていいでしょう。
TVドラマには自分は格が上過ぎると言っていたデヴィッド・カルーソですが、最終的には自分が嫌っていたTVシリーズで大成功を収めました。
今の彼はそのことをどう思っているのか知りたいですよね。
しかし俳優としての実力は十分すぎるほどあるはずなので、だれか彼にいい脚本を持っていってくれないかなと思います。
ハマればスゴイ演技をする役者さんだと思うので、このまま消えてしまうのは残念です。
もっとも本人は今の生活を満喫しているのかもしれませんが。
来日した時には日本が大好きと言っていたので、もしかしたらプライベートで来ている可能性もあります。
もし誰か会う事があったら、彼の気持ちを聞いておいて下さい。
コメント
文才が高く、最高ですね。
楽しく拝読しました!